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全ての土木工学における水に係わる計画において、川の流量を 雨量から計算すること、す なわち流出計算が、その基礎となっ ている。我が国においては、「貯留関数法」と呼ばれ る経験的 とも云える方法が、唯一の実用的な方法として、30年近く使用さ れてきている。 しかし、水計画の高度化に伴って、新しい理論 的な方法の出現がずいぶん以前から求めら れている。著者は、 基礎研究から始めて18年の歳月をかけ、現場の要望に答え得る新 流出計算法「MTM法」を開発した。